無意味のような生き方

組込みエンジニアが怒りと無念をさえずるブログ。

ウエストランドと季節の愚痴

とにかく寒い。2月に入ってから、さらに一回り寒くなってきている。「寒いのと暑いのはどっちが辛いのか?」は人によるのかもしれないが、寒い方が「強い」のは間違いない。今日家に帰ってから、暖房を最高気温である30度に設定して風力最大で浴び続けているが、全く暑くなく、むしろ快適だ。だが、これが冷房だとそうはいかない。冷房の最低気温(18度くらい?)を出せば、部屋の暑さはひとたまりもなく、むしろ凍えてしまうだろう。よく寒いか暑いかの2択になるけれど、威力が全然違うんだよなあ。悟空とベジータ、ネコ科とイヌ科、電通博報堂くらいの差がある。AorBと、二者択一にされると誤魔化されるけど、実は重みがけっこう違う。暑い方が辛いという人は、本当に暑い日のMAXと寒い日のMAXを比較しているのだろうか。絶対に寒い方が辛い。

 

10年くらいにレッドカーペットで見かけてから、ウエストランドという芸人を追っている。知ったきっかけは漫才だったが、最近は主にyoutubeで活動をウォッチしている。2013年頃から1日1本の愚痴動画が平日毎日あがっていて(すごい)、寝る前に見るのが習慣になっている。その中で僕が特に好きなのが「季節の愚痴」である。暑いとか寒いみたいなどうしようもないことに対して、愚痴という人間の感情をぶつけているのが新鮮だった。僕も寒いのがめちゃくちゃ嫌だったけれど、寒さに対して「くそー」とは全く思わず、ただただ受容していた気がする。だが、ウエストランド井口が自然現象や気温に対して愚痴を言っているのを聞いて、「あ、感情をぶつけていいんだ」と目が開かれた。それ以降、僕は毎年、寒いことに対してずっとキレている。

 

 季節(特に寒い)系の愚痴

 


3月 - ウエストランド・井口のぐちラジ! #488

 

 


暗いし寒い - ウエストランド・井口のぐちラジ! #669

 

 


季節のピラミッド理論/ぐちラジ#1211

 

最後のは特に好き。ずっと考えていれば新たな発見があることを教えてくれる。

 

Meirio UIがすべてを支配する

エクセルを開いたらまず書式を「Meirio UI」に設定するのが癖になってしまった。もはやゴシック体の線の細さや明朝体の葉脈っぽさは気持ち悪い。すぐに全シート選択し、ツールバー>フォントにMeiri...と打ち込み、文字が丸々と膨らんだのを確認して安心する。


最初は、大学院の研究発表だった。僕が所属していたゼミでは、パワーポイントにこだわりを持っている名人が多くて、発表が終わった後のコメントでは、文字の大きさやら読むスピードやら「形式」について意見が述べられるのが恒例となっていた。明朝一辺倒だった僕は、入学して早々に文字が見にくいと指摘を受けた。その時に見やすくするための候補として提案されたのが、書式をメイリオにすることだった。その後、修士論文を書いたが、論文までメイリオを使うことはなかった。修士論文は、明朝体とCambera Mathを使って書いた。英語と論理式はCambera Mathを使って書くのがマイブームだった。明朝体の無駄に横広い数式をダッーと書いた後、Cambera Mathで一気に整えるのが気持ち良かった。その後、会社に入ると、1年以上をP ゴシックで過ごした。基本的に設計書か打ち合わせ用の資料を作ることが多いため、書体を変えようとは思わなかった。だが昨年末、社内で優秀な人がMeirio UIで基本設計書を作っているのを知った。誰が作ったかわからない設計書があって、上司に確認すると、「ああそのフォントは○○さんだよ」と言われた。設計書に個性を出していいんだ。しかもフォントで。その方が最近退社されたので、僕が勝手に後継者を名乗っている。

 

MeirioUIの最高なところは、何を書いても「それっぽく」見えるところだ。スカスカの文章でも見応えをもたせる力は他のフォントにはない。そういう意味では萌えアニメに似ていると思う。仮に内容が伴ってなくても、見ているだけで癒やされる感じ。何も考えずボーっと見ていたい。

きんいろモザイク(9) (まんがタイムKRコミックス)
 

 

 

 

言わずに伝えたいこと

お題「どうしても言いたい!」

 

「言わなきゃ伝わらない」というけれど、仮に言ったとてもその意図までは得てして伝わらないものである。僕など特に他人に主張できる方ではないので、日ごろ困ることが多い。コンビニのレジで「袋いりません」と言ったものの、特に忙しい訳ではないので、テキパキ精算しないでくれと伝える方法はないものか。コンビニのレジって、そもそもが店員さんと客の時間がぴったり合うように設計されている。客が商品を渡す→店員さがをレジ打つ間に客が財布を鞄やポケットから取り出す→店員が商品を袋に詰める間に客がお釣りを渡す→店員が精算している間に客が袋を受け取り、財布をしまう。「袋いりません」と言ってしまうと、客が使う時間の方が圧倒的に使う時間が多くなって、店員を待たせてしまう。有能な店員ほど早く終わらせてプレッシャーを与えてくるので、こういう時はノロノロした人の方がありがたいと思う。

 

ちょうどいい

ちょうどいい

 

 

クズのアウトソーシング

以前、クズのルーティンというブログを書いた。「ルーティン」という言葉は良い方にばかり使われ過ぎて、悪い面を無視しているという話だ。正のルーティンがあるならば、必ず負のルーティンがある。正のルーティンを繰り返すことが大いなる正の結果をもたらすのと同様に、負のルーティンを繰り返すこと(a.k.a.依存症)は、大いなる負の結果をもたらす。 何をルーティンにしたかが大事であって、ルーティン化することが全て価値がある訳ではないという当たり前の主張。

 

ikenohotori.hatenablog.com

 
アウトソーシング」について考える。「ルーティン」に続き、良い面ばかりが強調されている気がする。「アウトソーシング」という言葉の語源は、「調達する・供給する」という意味の「source」の頭に「out(外部)」がついたもので、外部委託という意味で使われている。自分の力だけで生きていくことができない天才が、生活に纏わることをアウトソーシングする、という文脈で見かけることが多い言葉だ。

 

まず「服」。まず、特に服を洗うことをアウトソーシングし、コインランドリーの利用者となった。しかし、仕事が忙しくなるにつれ行く余裕がなくなり、服の管理自体をアウトソーシングするようになった。つまり、僕の仕事用のシャツと靴下を近所のファミリーマートで管理するようになった。金銭が介在しているだけで、家のクローゼットとしてほぼ毎日使うようになった。

 

あと最近は「思考」についてもアウトソーシングするようになった。自分より早く思いつく人がいる場で、わざわざ考えようとしなくなった。考えなくても、誰かが僕が言おうとしてたことをもっと上手く言ってくれる。

 

 

 

 

火災報知器がやまない夜に

先週の金曜日、体中を貫く高音がマンション内に鳴り響いた。時間は深夜0時過ぎ。目覚まし時計が誤作動したのかと思ってあわてて止めようとしたが、明らかに部屋の外から音がしている。覗き穴を見てみると、タイトルにある通り、火災報知器が鳴っていることが原因であった。本来なら、すぐさま外に飛び出すのが正解だと思うのだが、僕はその時、まずベランダに直行し、窓から通行人の様子を伺っていた。火事が発生しているなら、こっちを見ている通行人がいるだろうと思ったのだ。誰も見ていないので、そんなにひどくはないのだろうと安心する。しかし、一向に鳴り止む気配がないので、結局パジャマのまま財布だけ持って外に出た。

 

マンションの外には、住人と思われる人物が5,6人ほどいた。マンションを一周廻って見たが、煙が立っている箇所はなかった。初めて会う住人たちと「なんですかねー」という会話をしつつ、その場からフェードしていると、1階に火災報知器を止める用のボタンを発見した。ぼーっと見ていると、住人と思われるおじさんがやってきて、ためらうことなくそのボタンを押した。鳴り響いていた火災報知器の音が止んだ。その時、僕の周りに3,4人ほど集まっていたが、なぜ落ち着き払ったおじさんがこんなボロアパートに住んでいるのだろう、という思いが全員の心に去来した。そのすぐ後、近くの飲食店の煙が原因だったことがわかり、おじさんに一礼の後、散り散りに帰宅した。

 

家に戻った僕は、『UNGO』というアニメの続きを再生した。物語が進み、1話のラストに差し掛かかった時、聞き覚えのある高音がマンション内に鳴り響いた。もう火事ではないことは確定しているので、家の中で様子を見ることにした。だが、5分経っても音が鳴り止まない。不安になった僕はまたしてもパジャマのまま外に出ようと思って靴を履いていると、ドアの前が騒がしくなっていることに気づいた。家の前の火災報知器の前に人が集まっている。あ、そうか。さっき階段を降りた時、慌てて自分の階の火災報知器を押していたのだった。家を出る勇気はなく、除き穴から様子を見守る。どうやら強く押してしまっているらしく、引っこ抜こうと苦戦しているようだ。任を果たしているのはやはりおじさんである。ドアを挟んで応援していると、どうやらうまく行ったらしく、おじさんたちは各々去っていった。ああなりたいのに、ああなりたくない。矛盾した感情を抱えて今に至る。

 

生活 特装完全版 (コミック) ([特装版コミック])

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10年たって彼らはまた何故ここにいるのか…―why

10年たって彼らはまた何故ここにいるのか…―why

 

 

ファイル名のクセがすごい

仕事が急激に忙しくなってきた。僕のいるプロジェクトは残業が多いことで有名だったのだけど、先週は毎日定時に帰っていたから油断してしまった。

今日も無駄なやり取りに膨大な時間を費やされた。そのせいでブログがろくに書けない。本当は技術系と日常系と何かの感想文の割合が2:2:1であるのが理想的なのだけど、時間がないから日常系ばかりになる。

 

取引先の担当者が、説明が簡潔すぎて何が言いたいのか全く理解できない。

今日の20時過ぎに来たメールがこれだ。

 

「サーバーにあるものを修正してください」

 

前段は省略しているが、関係する内容はこれだけだ。「サーバーがどこか」も「サーバーにあるものが何か」も「どう修正するのか」もわからない。唯一確かなことは、このメールに応答しなければ今日が終わらないことだけだ。

 

過去の担当者とのやり取りから「サーバーの場所」と「修正方針」には当たりをつけることができた。修正は5分で終わる内容。サーバーに入る。さて、最後の問題は、サーバーにあるものがどれかということだ。傍線部が指すものを1~4の中から選べ。(※「Sxxx-XXX-」がその資料の正式名称。)

 

1. old.pdf

2. bk.pdf

3. Sxxx-XXX-_0.pdf

4. Sxxx-XXX-_1.pdf

 

 

正解は「2」でしたー!残念、22時。

 

間違う力 (角川新書)

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