無意味のような生き方

組込みエンジニアが怒りと無念をさえずるブログ。

『ゼロから始める オクテ男子愛され講座』 ①

最近コミュニケーション関係の本を読み漁っている。

 

そんな中、この本が心にグサグサ刺さったので、印象に残ったフレーズと感想をメモしておく。( ※以降【】内は本の目次 )

 

 

STEP1 見た目を変える

[服について]店員に「どんな服をお探しですか?」と聞かれたら、「合わせやすくて、さわやかな感じ」と答える。

難易度たけー。このまま言うのはいかにもテンプレで馬鹿にされそうだ。「合わせやすい」って言うと「何に合わせるの?」って返されそうだし、「さわやかな感じ」というのは夏まわりの時期しか通用しない気がする。

 

[服について]洗濯物をすぐ干さずに放置すると腐臭が発生します。また、部屋干しだと生乾きでクサくなったり部屋のニオイがうつったりするため、天日干しして風を通すのがベスト。/洗えない服は、布用消臭スプレーをシュッシュして、外に吊るして風を通しましょう。

参考にする。大学の4.5年間、ほとんどの日を臭い服で通学していた自信がある。シャワーも2日に1回くらいしか浴びなかったし。今考えると異常だった。そりゃあ女子から話しかけられないわけだ。(他にも問題はあっただろうが..。)

 

 

STEP2 第一印象を磨く】

[口調について]緊張すると小声でボソボソしゃべったり、つい早口になってしまいがち。落ち着いた口調でハッキリしゃべるを意識して慣れるようにしましょう。

小声ボソボソは頻繁にやってしまう。絶対に、思春期と大学時代に聴いていた川本真琴のせい。 『1/2』のなかで「くちびる」を「きゅちびる」と言ったり、「考えてもみるけど」を「考えてもみるけえど」と言ってるのに憧れてこうなった。いい加減治しなさい。

 

[好かれない言動について]遅刻してきて謝らない・初対面なのにタメ口で偉そう・目の前であくびする・「眠い」「疲れた」を連発する・顔に向かって指や箸を指す・会話しながらしょっちゅう携帯を見る・・・など。

携帯はしょっちゅうやってしまっている。集団で話に入れない時、失礼だと知りながらも、手軽なのでついつい逃げ込んでしまう。が、おそらく本人は逃げ込んだつもりでも、傍から見たら精神的に幼いのが丸出しで滑稽に写っているだろう。理想はこちらから話に入ることだが、たとえそれが出来ず心臓がバクバクでも堂々としていた

 

 

STEP3 会話力を上げる

[初対面の相手に「休みの日は何をしてるんですか?」と質問したところ、「ケーブルテレビでドイツのサッカーの試合を観てます」と返ってきた。こっちは全く興味がない。]主語を「ドイツのサッカー」でなく「相手」にすればオッケー。
「(あなたは)そのチームのどこが好きなんですか?」
「いつどんなキッカケで好きになったんですか?」
「なんで他の国でなく、ドイツのチームが好きなんですか?」
「サッカーはしてましたか?」
「ドイツ(または他の国)に行ったことはありますか?」

内容のことを聞いてしまうと、知識を披露するだけになってしまう。余程のことがない限りwikipediaを越えられない。今の時代、人の話ならではの特徴ってその人がどう思ったかしかなさそうだ。すごく参考になった。一つだけメモっておくと、「なぜ?」に答えるのは労力が高いとが就活してわかったので、頻発しない方がよさそうだ。

 

皆さんも、立て板に水のようにペラペラ話す人に好感を抱くわけじゃありませんよね?シャイで口下手でも一生懸命に話す人は「誠実で信頼できる」「人柄がよさそう」と思いませんか?それは女性も同じです。

 はい。

 

 

【STEP4 プロフィール】

ズッコケエピソード(ちょっとした失敗やトラブル)も「気取ってなくていいな」と好印象につながります。

 これとこの後の自虐エピソードとの違いがわからない。

 

 

STEP5 会話で初心者がやりがちな失敗】

自虐ネタには要注意。「つまらないサラリーマンですよ」といった発言も、本人は謙遜のつもりでも「卑屈」と受け取られることもあります。それに相手もなんと返していいかわからないし。

twitterに「失敗談」と「自虐ネタ」の違いがわからないと呟いたところ、「エピソードに対する態度の違いなのでは」というコメントを頂いた。ある経験にポジティブないし無関心(0~+)な態度をとっている場合「失敗談」になり、ネガティブな態度(-)をとっている場合「自虐ネタ」になるという説。上手い分類だと思う。だが、区別はともかく、ポジティブなのは失敗談と呼べるのか?失敗談に対し〈その失敗があったから今の成功した自分がある〉を接続されたら、そりゃ人生全体で考えたら成功談なのでは?と言いたくなる。

 

 

【STEP6 女心が一気にわかる!5つのポイント】

「女性は自分以外の人間への態度をよく見ている」と胸に刻みましょう。そして「いつなんどきでも、誰に対しても紳士たれ」と血液のビートに刻みましょう。

前半に書いてあった、ジョジョでいうとジョセフでも承太郎でもなくジョナサンを目指せ、というアドバイスがわかりやすくて良かった。「僕は本当の紳士を目指している!」という名言は受け入れ易い。「本当の」がつくことで女尊男卑っぽい部分を排除できているのが上手い。つづく。⇒

 

頭のなかの整理帳

8月から何かを毎日続けようと思い、またも懲りずにブログを選択する。今回はブログ以外にも、プログラミングの勉強、研究にも毎日一定の時間を割くようにする。ずっと決意しては失敗、決意しては失敗..の繰り返したが、25歳になっていよいよ同世代がガンガン活躍してきているのを見ると焦らずにはいられない。数年前までスポーツ以外では、同世代が活躍してても特別扱いだったが、最近じゃ「期待の若手」か場合によっちゃ中堅扱いもある。本当に全く珍しいことではなくなった。やばいやばい。圧倒的に遅れてる。今成功している人はだいたい5、6年前とかから始めているんだ。必死こいてやらねば。ブログ・研究・IT。ITは仕事で使うから当然として、その中でも(特にエッセイのような)文章がかけることを強みとしたいので、ブログも全力でやる。研究はとりあえず卒業するまで。

ブログは短文でただ更新しても仕方がないので、2000字以上という制約を設ける。クオリティは今のところは無視。今回は猛烈な眠気もあり、思いついたことの雑記録。

 

 ◯ 研修

今日はNAI定先の研修だった。前日からものすごく緊張し、布団に入って数時間眠れなかった。さらに当日の出社前は会社前のコンビニのトイレで吐きそうになったくらいだ。だが、行ってみると意外と楽しかったのだった。..なんてことはない。やはり辛いよね、当たり前。本当に誰とも仲良くなれずに終わった。でも今回はいつもと違って僕だけでなく周りもそうだったのでダメージは少ない。いやいや、結果残せよ俺。やっぱり話すの難しい。数人で班が組まれていたのだが、まず全く輪に入ろうとすらしない人がいて、空気が重くなっていた。さらに、ある男が俺とは別隣の女の方ばっかに話しかけるので遠慮してしまい、全然喋れなかった。情けない。そればかりか、研修担当の人を不快にさせる発言もしてしまった。家に帰ってから気づいたが、あれは大きなミスだった。百番煎じで何の面白さもないただの嫌味を言ってしまった。申し訳なさで一杯

 

◯ 研究

捗らない。就活を本格的に始めてから(4月~)、自分の気持ちが大いに変動してしまい、研究への情熱がすっかり消え去った(というか仕事の方に移った。)元々情熱だけで研究へのモチベーションを保っていたので、それがなくなったら文献を読むする理由もなくなってしまった。確かにまだ「面白さ」は残っているけど、それだったら専門以外の勉強の方が遥かに楽しい。論理学とか。ただ、やはり修論は書かにゃいかんし、それなりに時間をかけるのならば、よい仕事をしたいと思う。そのために毎日時間をかける。もう完璧にわからにゃいかんからな。これまでのようにはいかない。

 

◯ 快感

『快感回路』という新書を読んでいるが面白い。酒、麻薬、セックス、食べ物、買い物、ダンス、これらはすべて同じ快感回路を興奮させるらしい。さらに言えば、我慢、納税、勉強、ボランティアだって同様らしい。だが、もしそうならば、一方が悪徳で、一方が美徳とされるのはなぜだろうか?そもそも快感をなぜ法律や道徳が取り締まるのか?この辺をこれから読む。すごく楽しみ。

 

◯ 私の好きなもの

気がつくと嫌いなものについて書いてしまうので、たまには好きなものについて書こう。私の好きなもの。仕事ができそうな黒髪ショートの女子がぴたっとした服を着て早足で歩くところ。私の好きなもの。内気な人。普段はずっと下むいてぼそぼそ話すのに自分のフィールドになると活き活きしているところ。私の好きなもの。凍るギリギリのビール。私の好きなもの。意志の強い人。

 

面接につぐ面接

面接につぐ面接。2日連続というわけではないけれど、1日おき。月曜~木曜まで毎日会社に行っては、何かしらやらされる日々。常に緊張状態。荒れる胃。眠れない夜。あと6時間、5時間、4時間、3時間半..と、起床時間まで迫ってくる。それでも目覚ましを使わずに起きてしまう。神経使いまくりモード。今日の面接は朝10時から。今回の就活で2回目となる2次面接。かなり行きたい企業。夜に企業データ調べたら、小規模の割に売上高が良いのだ。俺が今内定もらってるとこの3倍近くある。従業員数は1.5倍くらいなのに。まあそんなことはいいとして、朝8時すぎに出発。全く眠くない状態。電車。国分寺から新宿直通の通勤特快に乗り換えたら、激混みで精神がものすごくすり減った。きつい。まるで弁当箱の中に放り込まれた生肉のよう。徐々に疲労とかが溜まっていくのが実感できる。己が生物であることを実感する。全然嬉しくねえ。持続可能な通勤、生活を模索していく。東京ジャングル。

 

快速に乗れたおかげですごく早く到着。面接開始の45分前。前回同様、会社があるビルの1階のベンチでコーヒーを飲みながら面接の対策を練ろうと思っていたのだが、運悪く席が埋まっている。近くにマクドナルドがあったのでそこへ向かう。今日こそは200円マックを頼むぞと思いながら、ビビって毎回別なものを頼む。今回もフィレオフィッシュ頼んでしまいました。せこいと思われたくない。小さなプライド。席に座り、面接の対策を練る。もう大体質問への答えも決まってきたのだけれど、いくつか未確定なのが残ってる。例えば「集団で課題を解決した経験」。ねえわ!1人で問題抱えてて1人で解決してきたわ大体!!あとはあったとしても協力してもらって解決。人任せ。自分じゃ何もやらない感じ。ですよ。

 

そんなわけで何も思いつかないまま、面接が始まる。部屋に入ると、いきなり人事の人から「簡単なワーク」があると言われ、めちゃくちゃビビる。なんてしてる内に、面接開始。面接官は管理職の人と現場のリーダーの人。管理職の方は目が奥まっててガチャピンに似ている。人で言うと笑点のピンクみたいな感じ。それでもう1人の現場の方はコンプリートなジャイアント白田。10人いたら10人が似ている芸能人で挙げるくらいのポテンシャル。このガチャピンと白田さんにガシガシってこともなくて、割りとわいわいツッコまれ和みながら面接を受けた。ただ、要所要所で上手く返せなかった。「プログラミングのどこが楽しかった?」あと大学時代に就活しなかった理由とか。これはどうしようもない。俺のクズなトコだけれども。うん。そしてワーク開始。ある電子機器の要件定義をやらされた。実行中、面接官は出て行くのかとおもいきや、ずっと部屋にいた。今考えると、最初に「何かあったら質問して」と言っていたのは完全なフリだったのかもな。1人で考えるな、という。やばいな。俺はワーク中15分間、1度も面接官の方を見ないでひたすらホワイトボードに没頭していた。で、結果はまずまず..じゃねえ。全然駄目。最重要の機能を忘れる。あー、書いてて全然上手く行かなかったことに気づいた。派遣業務が楽とか言って面接官ちょい怒らせてしまったし。落ちてるかもしれねえ。どうする!?落ちたらやべえ。1から対策、練り直さなきゃ。あーあ。

 

面接後、別会社の説明会が予約してあったので、川崎駅へ向かう。いや、向かおうとしたのだけど、頭が冴えすぎてなんかふらふら。面接後はいつもそうだ。腹が減る。食っても満たされない。脳がヒートアップしちまってる。まだ11時だったので、そのまま川崎へ。ただ川崎つくと、急に説明会行きたくなくなり、急遽キャンセル。言い訳は、〈川崎の会社には就職しないでしょ〉〈今日受けた会社のほうが上。上手く行ったでしょ..多分〉。ネットカフェに1時間だけ入り、予約をキャンセルをした。この日はその後、冷やしラーメンの店、カラオケbanban、1時間の長丁場の電車、友人に誕生日プレゼントを買う、インドカレー、と新しいことやったけど、そこまで心に残る思い出なし。インドカレーについてはまとめてブログに書こう。最後に、またも勉強はゼロ。モチベーションの低下が異常。

 

 

面接に行きたくなくなったけど結局行った話

今日は面接だった。俺たちはいつだって面接。にしても頻繁に面接。13時30分から面接だった。前日の夜は実家に泊まる。最後の実家(in赤羽)。東京の実家に泊まるのも今日で最後。最初で最後。次からは鹿児島が実家。面接の自己紹介が今後楽になるな。長崎、熊本、東京とか言わなくて良い。今まで最低でも現在は東京ってのと、熊本に実家はないってのを必須で言わなくちゃいけなかったから。今後はもう鹿児島一本で通そうか。いや、嘘はつかない方がいいか。

 

面接は13時30分から。この日午前中は佐川急便が買い取り本の回収に来てくれるはずだったのだが、全然来ず、面接に間に合わないのではと焦った。というのは嘘で、ずっとボーっとしていた。携帯をいじったり、股間をいじったり。一応、第一希望の企業のだったのだが、一人で家にいると相変わらず何も出来ねえ。近くにあったナッツと保存食を食いまくり、お腹いっぱいでやる気をなくす。底辺。面接に行かなくて良い言い訳を探し始める。そういう時、だいたいすることは、携帯でこれから行く企業の悪い評判探し。「リクナビの先輩紹介の所に低学歴が多い」「派遣の割合が高い」「場所がやや田舎」「雰囲気が老舗感で成長性が感じられない」どんどん出てくる。うわー。こりゃ受かってもどうせ行かねえよ。よし!本はブックオフに持って行って、まんが喫茶など何か別の事をして時間を潰そう。..そう心に決めた直後、チャイムが鳴る。此処に於いて佐川急便きたる。今ですか。11時58分。ギリギリだよー。

 

佐川急便、速攻で終了。12時3分。行くとしたらギリギリだ。家から最寄り駅まで15分、そこから会社のある駅まで電車で30分、駅から会社まで15分。全てが上手くいけば、ぴったり1時間で着く。つまり今すぐに出発すれば、着くのは13時すぎだ。リクナビ案内では、会社には遅くとも10分前に到着と書いてあるから、今出れば大丈夫だ。でも駄目だ。何もやってねえ。準備してねえ。どうせ負ける。ネガティブが襲い掛かってくる。

 

だが、何故かやってやろうという気持ちが湧き上がる。負け犬の精神。どうせ駄目だってわかってるんだから負けの経験を積もうという感覚。何故だかわからない。いや思い出した。MCバトルだ。急に般若vs焚巻の一戦を思い出したんだ。そこのラウンド2で般若が「どうでもいい 右に審査員」って言っていたのを急に思い出したんだ。評価とか勝ち負けとか知ったこっちゃない、自分のやることやるだけだと思った。「どうでもいい 右に学生 前に面接官」と10回くらい口ずみながらダッシュで駅まで向かった。

 

なんとか面接17分前に会社前に到着。何も言うことを決めてなかったから、手帳とパンフレットを急いで見始める。やばいけど、今更引き返せねえ。ダメ元でやっていくしかないという気持ち。頭のなかでシュミレーションをするけど、全く纏めきれない。もうラップを信じるだけだ。散々聞きまくって、家でも何度も練習した。即興できんだろ、ooh?

 

いざ面接開始。一人かと思いきや、太めの女性と同席。2人だと比較対象ができて、上手く話せない。なんか色々と聞かれるも、タイミングが合わずにスベリ続ける。心が折れそうになるが、開き直っていつも通りのことを言い続ける。絶対興味がないと思いながらも、「研究のことを話してもいいですか?」と自分から切り出す。そしてスベる。そんなことを繰り返した。後半になってやっと俺が得意とする質問が来たので、なんとか小さな笑いと取ることに成功。もはや何のために来たのかわからん。最後に聞かれた、「自分のことをどんな人だと思いますか?」という質問に「心配性」って答えたのは良かったかもしれない。ややウケた。

 

横の女性はぶっちゃけチグハグだった。考えてきたのが丸わかり(ネタ仕込んでる)で、それは問題ないのだけど、内容が大したことなさすぎてうーーんという感じ。俺も人のこと言えないが、俺の場合情熱で誤魔化せるからギリ何とかなっている。ただ、俺が最後にもぎ取ったややウケは、その子が「女子大なのにラグビー部マネジャーやってる」というエピソードで全部持って行かれた。爆笑。俺も笑った。まあ、よく聞いてみると、女子ラグビーではなくて、他大学のマネジャーらしい。つまりセックス。それ以外何も思わないっすよ。面接終わり。

 

面接後、隣の女性と自然に話しながら帰った。一緒に帰るのは自然だったが、話自体は不自然。全く盛り上がらず。まあ4歳も下だからな。正直子供に見える。見栄を張っている所とか。今後会うことあるのかな。セックスをいじれる位の仲になりたかった。最近、彼女より女友達が欲しくてたまらない。女性に叱られたい、アドバイスされたい。今まで一度も昼飯以上の関係になったことがない。これが異常だと気づいたのも23歳くらいだった。バイト先の塾長に「女友達くらいいるでしょ?協力してもらって会話の練習しなさい」と言われてハッとしたのだった。その時は男友達すらいなかったのだが、「まあいますけど..」的なリアクションをしてしまったのを今でも後悔。今だったらハッキリいないと言ってやる。正直に自分を晒しつつ、他人をdisりまくって自分を正当化した方が、嘘つくよりマシなのだ。多分。

 

 

昼間から酒 辛くなるだけ

ビートを流しながらブログを書いてみる。音楽の勢いで筆が進む気がする。内容が薄くなるかもしれんが、何も書けないより遥かにマシでしょ、25歳。
6月27日、日曜日。何の予定もない日。ザラにあるけどそんな日。国立に引っ越して2週間が経つけど、一度も西の方に行ったことがないので、立川に行ってみる。目的は街の見学とスチームアイロンを買うこと。
駅に降りるやいなや、人の多さに圧倒される。家族、カップル、カップル、カップル。率の多さよ。ただ人が多いってだけではない。「まとも」な人が多い。新宿とぜんぜん違う。昨日の夜は新宿でオラついてる人が多くて疲れたが、立川は違う意味で疲れる。ブックオフに行こうと思ってどこから行けばいいかわからずに駅の周辺をグルグル回ったり、ロフト1で目的のアイロンを探したりして時間を過ごした。
着いたのが既に昼過ぎだったので、食事処を探す。ただ、それも行くとこがねえ。どこも混んでるし、わざわざ電車に乗って来たのにチェーン店には行きたくない。また30分以上探しまわった結果、勇気を出して海鮮丼の店に入った。入るとすぐの入り口で店員同士、男女が楽しそうに会話してるのを見て今日一日が不幸になる。しかも女性の格好が和服でかなり派手。無意味。だからってどうなるんすか。テンションが下がる。
案内され、カウンター席についてみると、完全に居酒屋。周りの客がバンバン酒を注文している。俺も自身の自堕落さに流されて2色(赤身・ビン長)マグロ丼と雷神ハイボールを注文。一人で居酒屋に入るのもそういえば初めてなのに、まさか初戦にして昼間から酒を呑むことになるとは。デビュー戦にしては普通でなくて良い。
海鮮丼とハイボールはよく合う。ハイボールいいね。味は正直ビールの方がおいしいと思うけど、もはや食事おいしいとかそういうことじゃない。何か変えてくれるものでないと苦しくなる。少し酔っぱらっていたので、真隣の椅子に大人の男性が座ってもイラッとしたりはしない。反対の席には女性が一人で座る。それぞれの鞄で二重に壁を作る。みんなそうだし、ずっとこうなんだろうな。世代か?
酔っぱらって外に出ると、急に押し上げてくる寂しさ。俺、仲の良い人が全然いない。せめてここに話し相手がいれば。など思いつつも、友達といても満たされないとも思う。寂しさの後にやってくる猛烈な焦り。何もやってない。何も成し遂げてない。評価得てない。もう同世代がデビューしても「早い」と言われなくなった。このままじゃやばすぎるぞ。このままあと5年経ったら30だぞ、おい。やべええ。仕事の分野もきっちりやりたい。だけどそれとは別に、文章書いて、言葉吐いて、賞賛されたいんだ俺は。ここまでで1000字。やっとこさノルマの半分。遠いぜ。口下手には無理。ふざけんじゃねえぞ。下手だからって誰がやっちゃいけないって決めたんだ。俺は今はこの位の実力でも、日和らずにぶつけていく。
..話がそれた。また自分語りになってしまった。店を出た後は、ジュンク堂に行ったり、映画館に行ったり。映画館は、一人客が全然いないのと、空いてる席が1つ2つとか言われたので、嫌になってパス。映画館の店員が、俺より立場は下なのに明らかに上の見た目、雰囲気をしていて腹立つ。彼女と来てなくてよかった。俺より上の人間ばかりに思える。映画館は平日にまた来よう。観たい映画は特にないけど、アクティブになったほうがいいな。
結局、ブックオフで本だけ買って国立に帰る。帰宅するには時間が早過ぎるのと、あまりにも何もやってない後悔が大きいので、大学で少しだけ勉強。の予定だったが、結局酒が残っていて、殆どできず。買ってきた漫画と本を読んで過ごす。AIの本を少し読む。今年からは本をちゃんと読んで教養をつけたい。何も知らない、何も語れないからなあ。教養。AIとか、ロボットの話、そんなに嫌いじゃない。でも好きでもない。というかよく分からない。どちらかと言うと論理、考えることを考えたいなあ。
一日、使った金は7000円近く。働いていたとしてもそこそこの出費。それで全っっっっっく、本当に全く幸せになっていない俺。むしろ辛い辛い苦しい苦しいとばかり呻く俺。もう気づけ。今ドン底だ。そして何もしないならずっと落ちていくだけだ。変わらない。トライして、たとえ失敗とか打たれて「死にたい」ってなる経験でも今よりはマシだ。どんどん挑戦しよう。一人二人に嫌われたり、駄目だったとしてもいいじゃないか。全然マシだ、今よりも。そんなわけで、テンションが上がって来た。今日は2時に寝よう。そうすれば9時に起きて、明日10時に学校に着いて研究ができる。しっかりやろう。ステップアップ。修論も書いて、人とも交流して、スキルも磨いて、面白味のある人間になって。そう。バイトとバーやろう。来月から。就職決まれ!挑戦できそうな所に決まって欲しい。以上。

 

「なぜ働くのか」に答えづらい理由

「なぜ...?」への答え方は2種類ある。

①「~から」という原因による答え方。

例:「なぜ風邪をひいた?」と聞かれて、「服を着ないで寝たから」と答える場合。

②「~のため」という目的による答え方。

例:「なぜ勉強する?」と聞かれて、「単位を取るため」と答える場合。

 

この前、就活の面接練習に行った時、教官から「なぜ働くのか?」と聞かれた。

僕はこの質問に対する返答が思い浮かばず、その場で固まってしまった。

 

だがこの質問、答えにくいのには訳がある。

大抵、「なぜ?」への答え方のうちでは、①より②の方が答えづらい。

なぜなら、(ほぼ)あらゆる行動に原因はあるが、目的はそうではない(と思われる)からだ。

また、答えを詮索するのも、原因よりも目的の方が圧倒的に難しい。

原因が主に具体的な行動・出来事であるのに対し、目的は「幸せ」「生きる」など抽象的でふんわりしていることが多いからだ。

 

「なぜ働くのか?」という質問に戻る。

この質問、実は①の原因による答え方を排除するような構造をしている。

それによって、答えるのが難しい②の目的による答え方しか選べなくなっているのだ。

 

その構造とは「時間・空間の指定がない」ということだ。

原因による答え方をする場合、「なぜXしたか?」の「X」は、特定の事象であることが多い。

例えば「なぜ関ヶ原の戦いが起こったのか?」という質問には、原因で答えるのが普通だ。

しかし、「なぜ働くのか?」は、特定の事象に関わっていない。

働くこと一般について、やんわりと聞いている風に見える。

もし、これを原因によって答えたいなら、質問文を「なぜあなたは今、働くのか?」に変えれば良い。

一気に具体性が増すため、「お金がなくなったから」「25歳だから」「○○という事があって働きたいと思ったから」と答えやすくなる。

 

今後、答えづらい「なぜ?」形式の質問に出会ったら、その質問に時間と空間を補填したものを、頭のなかで再構築するとよいかもしれない。