無意味のような生き方

組込みエンジニアが怒りと無念をさえずるブログ。

小エッセイズ

×海を見ながら

最近、会社近くの某海浜公園で昼ごはんを食べている。隣の先輩とずっと一緒にいるのが気まずいので、昼休みに辺りをプラプラしていたら辿り着いた。今は備え付けのベンチでコンビニのパスタを食べているが、いずれはここにブルーシートをひいて、海を見ながらサンドイッチを食べたい。毎日の楽しみとして。

f:id:ikenohotorino:20170622001236j:plain

 

×本

毎日の楽しみ。通勤帰りに必ず本屋に寄ること。研究者をやめて、1冊あたりの本代がすごく安くなったことに驚く。4冊買って5000円を越えない衝撃。専門書なら1冊の値段だ。社会人になって、時間と濃厚な本の代わりにお金を得ていると感じる。全部は手に入らないか。

 

×引っ越したい

全部は手に入らない。同期との競争を勝ち抜いて今いる部署に決まったが、想像よりやる気のない部署だった。隣の芝生が青く見える。しかも、3月に今の家に引っ越して、会社まで徒歩で通えていたのだが、今月から通勤1時間半の所に配属になった。塞翁が馬。良い結果かどうかは最後までわからない。今の仕事はテンション上がらないけど、結果的に良かったと思えたら満足。(過去の思い出を美化とかではなくて。)

 

小エッセイ

✕新幹線で会社に通っている。定期代はJRの料金しか出ていないので、完全に自腹である。月に+3万くらい余分でかかっている。財布は痛いが、やめられない。体の調子がめちゃくちゃ良くて、今日は耐えられそうだと思っていても、いざ満員電車を見ると、一発で怖気づき、反対側のホームへ直行する。調子が悪いときはいわずもがなである。会社から品川が近いため、電車(1駅)→川沿いをお散歩→新幹線、というルーティンが出来上がった。

 

新幹線で腹が立つこと。自動改札絶対使わないマン。自動改札が使えない時期、改札で長居されて困った。到着よりかなり早く席を立って、連結部に来るマン&ウーマン。混雑時はすでに定位置が決まっているのですごく邪魔。席に座っていたくせに立っていた人より先に降りようとするマン。そんなに都合よくいくわけないだろばーか。

あと、この間、新幹線の改札で女性の新人職員が数人で話しているのを撮影しようとしていたおじさんがいてすごく不快だった。

 

自虐のテンプレート
A「みんなが自分の悪口を言ってるんじゃないか不安。絶対自分は嫌われている。」
B「誰もあなたのことなんか気にしていないから大丈夫。」
ここまでは定型だけど、この先、
A「好きの反対は無関心。やっぱり自分は好かれてない。」
ここまでテンプレ化しよう。

 

新横浜はIT企業が多いせいか、ブックオフの「情報科学」コーナーが充実している。プログラミングだけじゃなく、理論系の本もたくさんあってうれしい。その一方、この間久々に国立の本屋行ったら、『ゲンロン』の前で両腕を組んで仁王立ちしている大男がいた。これぞ国立という感じ。

 

✕人との関わりが薄いので書くことが少ない。会社の人たちもそこまで話しているようには見えない。ありがちな孤独を感じている。僕の場合、勉強会後の飲み会くらいしか人とまともに話す機会がない。もちろん新しい友人なんてできないし、ましてや彼女をや。勉強会を孤独を埋めるためのものにしたくない。ので、新しい人と出会っていきたいですねえ。切実。

 

近況報告2

仕事がきつい。
今までは超楽しかったのに、先週末から仕事場が変わって苦しくなってきた。
今週はどうなるのか。

 

仕事帰り、何かに希望を託さなきゃ、手ぶらでは帰れない。
目に入った宝くじ売り場に吸い込まれる。

 

思ったことが全然言えない。
愛想よく笑っても笑わなくても好かれないし。
休憩時間のお菓子をスルーされる。

 

今の業務で結果を出した先に何もないのが問題。

 「メールを送る」とかでさえ、一旦ToDoリストに書かなきゃ出来ないというのに、

先も見えずやり続けることができるだろうか。

 

寝る時間か。

近況報告

 

3月26日。大学内の共有スペースでこれを書いている。証書と引き換えに学生証を返却させられたため、キセルしてどうにか侵入できた。修論奮闘記を書くために2ヶ月くらいアップしていたが、何も書かないまま4月になるので、近況についてまとめておく。

 

【近々の出来事】

・大学院を修了した。

色々あったけど修了できた。一時期(修論提出10日前)はマイナビ2018に登録する程追い込まれていたが、諸々が上手く転がって無事に着陸した。(←やはりここの話は書きたい。)修了できたことは心底どうでも良いが、退学せずに済んだことと、再び就活をしなくて済んだことと、4月から内定先で働けることがうれしい。

 

・引っ越した。

新横浜に引っ越した。それまで住んでいた大学の近くのアパートには8ヶ月くらいしかいなかったが、猛烈に飽きていたのでとても良かった。週2でバーミヤン、週1でモスバーガーに長居するのもうんざりしていた。代償となる場所を新居の近くでも見つけなければならない。

 

・組込み系の部署に配属された。

4月からIT系の会社で働くことになっているが、希望していた組込み系の部署に配属予定となった。どうして組込み系かと言われれば、「希少だから」というのが理由としてはでかい。web系などと比べて、(調べたことはないが)会社が圧倒的に少ないと思う。ピラミッドは小さい方がモチベーションも上がりやすい。別の理由は、僕の性格的なことだ。哲学にせよプログラミングにせよ、何か新しい情報を得たとき、応用することよりも、どうしてそれが成立したのかに目が行く。単に歴史が好きというだけでなく、それが成立する基盤全体に興味がある。組込み系は、アプリとかが成立するための基礎を開発すると聞いたので、なんか向いているのではと思った。

 

 以上!

『Disagreement』を読む:イントロダクション

・同じ人間なのになぜ意見が不一致するのか?

・不一致にはどんな種類があるのか?

・もし不一致が起こったら、どう対処するべきか?

 

という疑問をもったので、『Disagreement』という本をamazonで購入しました。

Disagreement (Key Concepts in Philosophy)

 

やたら面白いので、誰に見せるわけでもないけどレジュメを作りました。

ぜっかくなので公開しときます。

 

イントロダクション(pp.1-7)

《不一致》という現象は、政治、宗教、倫理、スポーツ、哲学、歴史、科学、娯楽、ビジネスにおいてごくありふれたものだ。

 

【世の中にある様々なパターンの不一致】

・2011年USAがリビアに軍隊を派遣したこと
 有識者A「違法戦争。戦争をするためには、アメリカ議会の承認が必要!」
 有識者B「いや、あれは軍事行動であって、戦争ではない。」

 

・キリストの復活
 クリスチャンA「文字通りに復活した(死から生き返った)。」
 クリスチャンB「文字通り(生物学的)には復活していないがメタファーとして復活した。」
 無神論者「文字通りにもメタファーとしても復活していない。」

 

・エレナとクリスの夫婦はどこに住むべきか?
 エレナ「通勤の苦労、金銭面を考慮し、2人の仕事場から近い場所に住むべき。」
 クリス「(エレナの言い分をすべて理解した上で)反対。」

 

・マヤと淡麗(Danling)姉妹の父親が過去に不倫していたか?
 マヤ「不倫していたことを示す証拠がある。」
 淡麗「その証拠は不倫を支持しない(not supportive)」

:マヤはなぜ自身の解釈の方がより良い(better)と考えるべきなのか?

 マヤがもし、自分より妹の淡麗の方が賢いと知っているとしたらどうだろうか?

 

・ディバインと妹アイリーンの中絶。
 ディバイン「中絶は道徳的に許されない。文化的なこと何も知らないが。」
 アイリーン「結婚したくないし、子供を育てるお金もないので、産みたくない。」
:アイリーンは早期中絶ならば悪くないと考えているが、ディバインは何を言うべきか?

 

ディバインは2つの事柄「何をするべきか?」と「何を信じるべきか?」を理解する必要がある。彼は、妹に何を言うべきか決定する必要があるが、同時に中絶の道徳的な許されなさ(permissibility)に関して何を信じるべきか理解する必要がある。彼は、自分より賢い人々が異なる意見(または同じ意見)をもっていることを知るべきだ。

 

【本書Disagreementについて】

この本は、《私たちと不一致する人がいるとき、私たちはどうするべきか?》という問いに捧げられている。もし私たちが不一致を解決することができさえすれば、私たちはおそらく何万もの人々の命を救い、何万もの人々を貧困から救い出すことだろう。ただし、できればの話だが。

 

不一致にかんする中心的問題

1. あなたが信じている事柄について不一致に気づいた時、あなたはまだその信念を持ち続けるべきか?

:認識論の問題。この本の主題。

 

2. 不一致に気づいたとき、あなたはどう振る舞うべきか?

倫理学の問題。この本では扱わない。

 

これまで哲学では、不一致の認識論的問題について、最近までほとんど扱われてこなかった。さらに、最近の論文にしても、私たちにとって重要な実生活(real life)に関わる不一致はほぼ取り上げられていない。この本は、実生活で不一致に直面したとき、どう反応すべきかじっくり考える(deliberating)ことをサポートしてくれるだろう。

 

本書の構成は、以下のようになっている。まずPart1において、不一致の認識論にかんする問題はどのようなものか、ということを示す。Part2において、どのような条件のもとで、不一致に直面したとしても信念を維持し続けることが合理的でありえるのか?という問題を扱う。

 

 

人生で初めてラップをした

2月3日 冬の朝、はるか後方からやってきたはずの締切に猛追され、パニック状態になっていた僕は、ほとんど見直さずに発表原稿を送信した。発表用にまた資料を新たに作って持ち込まないとマズイだろうなー。修論不受理も十分にあり得る。つらい。

 

(※ 後日談。発表用に新たに作り直した原稿は、丁寧に作りすぎたために本番で発表時間を超過し、強制終了させられましたとさ。)

 

原稿提出後、予約していたラップ講座に行ってきた。以下のイベント。

www.kinokuniya.co.jp

 

紀伊國屋本店で開催され、全部で20人弱くらい集まっていた。

19:00~、イベントがはじまる。

簡単なあいさつの後、いきなり自己紹介ラップを作ろうというコーナーへ。

いつもの僕だったら逃げ出すところだが、

この日、連日の徹夜と前日に飲んだ抗うつ剤が効いたためか、テンションが異様に高く、いつになく楽しめた。

 

今回は8小節の自己紹介ラップ作りにチャレンジ。

以下の方法を教わった。

 

【自己紹介ラップのレシピ】

最初の2小節:自分の名前、どんな人間なのか。

2つ目の2小節:仕事や現在やっていること。

3つ目の2小節:出身地、レペゼン。

4つ目の2小節:将来の夢や野望。

 

2小節ごとに5分位時間を取ってくれたが、いざ作れと言われると、焦りプラス下手なものは出せないというプライドも混ざって一文字もも書けない。しかも自分がどんな人間かわからない。

 

いよいよ発表タイムへ。当然ながら、最初に手を挙げる人は超上手い。

ラップが上手いだけではなくて、ちゃんと場が盛り上がる要素も入れてくる。

その後もどんどん手が上がり、みんな良いラップをかましまくっている。

音に合わせてラップ出来てない人でも、全員どこかで一回はウケている状況。

約半分くらいの人がラップし終えた後、時間の都合上、あと一人と言われた。

気づけば手を挙げていた。

 

僕が発表したラップ

オレの名前はMC NAOYA

研究生活2年目の青葉

今はやってるぜ哲学研究

社会人はおごれよ缶ジュース

熊本生まれのレペゼン長崎

カステラの魅力伝えるよあなたに

体はでかいが心は繊細

夢は文春でエッセイの連載

 

実は「おごれよ缶ジュース」でこっそり狙っていたのだが、全く反応がなく、それだけでパニックになってしまい、その後はグダグダで終わった。。

(今見ると「研究enuu」と「缶ジュースanuu」て韻踏めてなかったんだなーと気づく。本当は「年収enuu」で韻を踏みたかったのだが、「同級生は数倍の年収」とか自虐にしかならないので諦めた。)

 

ただ、分からないもので、3小節目の「カステラ」の箇所がグダグダながらも好反応が返ってきて救われた。最後はもう音が完全に消えていたけど、強引に最後まで終わらせた。

 

文春でエッセイとか..、誰にも言ったことがなかったけど、「野望」というキーワードで最初に思いついた。自分を知る。

 

貴重な体験ができた。抗うつ剤バンザイ。