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無意味のような生き方

哲学専攻の大学院生が怒りと無念をさえずるブログ。

面接に行きたくなくなったけど結局行った話

エッセイ/思うこと 就活

今日は面接だった。俺たちはいつだって面接。にしても頻繁に面接。13時30分から面接だった。前日の夜は実家に泊まる。最後の実家(in赤羽)。東京の実家に泊まるのも今日で最後。最初で最後。次からは鹿児島が実家。面接の自己紹介が今後楽になるな。長崎、熊本、東京とか言わなくて良い。今まで最低でも現在は東京ってのと、熊本に実家はないってのを必須で言わなくちゃいけなかったから。今後はもう鹿児島一本で通そうか。いや、嘘はつかない方がいいか。

面接は13時30分から。この日午前中は佐川急便が買い取り本の回収に来てくれるはずだったのだが、全然来ず、面接に間に合わないのではと焦った。というのは嘘で、ずっとボーっとしていた。携帯をいじったり、股間をいじったり。一応、第一希望の企業のだったのだが、一人で家にいると相変わらず何も出来ねえ。近くにあったナッツと保存食を食いまくり、お腹いっぱいでやる気をなくす。底辺。面接に行かなくて良い言い訳を探し始める。そういう時、だいたいすることは、携帯でこれから行く企業の悪い評判探し。「リクナビの先輩紹介の所に低学歴が多い」「派遣の割合が高い」「場所がやや田舎」「雰囲気が老舗感で成長性が感じられない」どんどん出てくる。うわー。こりゃ受かってもどうせ行かねえよ。よし!本はブックオフに持って行って、まんが喫茶など何か別の事をして時間を潰そう。..そう心に決めた直後、チャイムが鳴る。此処に於いて佐川急便きたる。今ですか。11時58分。ギリギリだよー。

佐川急便、速攻で終了。12時3分。行くとしたらギリギリだ。家から最寄り駅まで15分、そこから会社のある駅まで電車で30分、駅から会社まで15分。全てが上手くいけば、ぴったり1時間で着く。つまり今すぐに出発すれば、着くのは13時すぎだ。リクナビ案内では、会社には遅くとも10分前に到着と書いてあるから、今出れば大丈夫だ。でも駄目だ。何もやってねえ。準備してねえ。どうせ負ける。ネガティブが襲い掛かってくる。
だが、何故かやってやろうという気持ちが湧き上がる。負け犬の精神。どうせ駄目だってわかってるんだから負けの経験を積もうという感覚。何故だかわからない。いや思い出した。MCバトルだ。急に般若vs焚巻の一戦を思い出したんだ。そこのラウンド2で般若が「どうでもいい 右に審査員」って言っていたのを急に思い出したんだ。評価とか勝ち負けとか知ったこっちゃない、自分のやることやるだけだと思った。「どうでもいい 右に学生 前に面接官」と10回くらい口ずみながらダッシュで駅まで向かった。

なんとか面接17分前に会社前に到着。何も言うことを決めてなかったから、手帳とパンフレットを急いで見始める。やばいけど、今更引き返せねえ。ダメ元でやっていくしかないという気持ち。頭のなかでシュミレーションをするけど、全く纏めきれない。もうラップを信じるだけだ。散々聞きまくって、家でも何度も練習した。即興できんだろ、ooh?

いざ面接開始。一人かと思いきや、太めの女性と同席。2人だと比較対象ができて、上手く話せない。なんか色々と聞かれるも、タイミングが合わずにスベリ続ける。心が折れそうになるが、開き直っていつも通りのことを言い続ける。絶対興味がないと思いながらも、「研究のことを話してもいいですか?」と自分から切り出す。そしてスベる。そんなことを繰り返した。後半になってやっと俺が得意とする質問が来たので、なんとか小さな笑いと取ることに成功。もはや何のために来たのかわからん。最後に聞かれた、「自分のことをどんな人だと思いますか?」という質問に「心配性」って答えたのは良かったかもしれない。ややウケた。
横の女性はぶっちゃけチグハグだった。考えてきたのが丸わかり(ネタ仕込んでる)で、それは問題ないのだけど、内容が大したことなさすぎてうーーんという感じ。俺も人のこと言えないが、俺の場合情熱で誤魔化せるからギリ何とかなっている。ただ、俺が最後にもぎ取ったややウケは、その子が「女子大なのにラグビー部マネジャーやってる」というエピソードで全部持って行かれた。爆笑。俺も笑った。まあ、よく聞いてみると、女子ラグビーではなくて、他大学のマネジャーらしい。つまりセックス。それ以外何も思わないっすよ。面接終わり。

面接後、隣の女性と自然に話しながら帰った。一緒に帰るのは自然だったが、話自体は不自然。全く盛り上がらず。まあ4歳も下だからな。正直子供に見える。見栄を張っている所とか。今後会うことあるのかな。セックスをいじれる位の仲になりたかった。最近、彼女より女友達が欲しくてたまらない。女性に叱られたい、アドバイスされたい。今まで一度も昼飯以上の関係になったことがない。これが異常だと気づいたのも23歳くらいだった。バイト先の塾長に「女友達くらいいるでしょ?協力してもらって会話の練習しなさい」と言われてハッとしたのだった。その時は男友達すらいなかったのだが、「まあいますけど..」的なリアクションをしてしまったのを今でも後悔。今だったらハッキリいないと言ってやる。正直に自分を晒しつつ、他人をdisりまくって自分を正当化した方が、嘘つくよりマシなのだ。多分。