無意味のような生き方

組込みエンジニアが怒りと無念をさえずるブログ。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

クズのアウトソーシング

以前、クズのルーティンというブログを書いた。「ルーティン」という言葉は良い方にばかり使われ過ぎて、悪い面を無視しているという話だ。正のルーティンがあるならば、必ず負のルーティンがある。正のルーティンを繰り返すことが大いなる正の結果をもたら…

火災報知器がやまない夜に

先週の金曜日、体中を貫く高音がマンション内に鳴り響いた。時間は深夜0時過ぎ。目覚まし時計が誤作動したのかと思ってあわてて止めようとしたが、明らかに部屋の外から音がしている。覗き穴を見てみると、タイトルにある通り、火災報知器が鳴っていることが…

ファイル名のクセがすごい

仕事が急激に忙しくなってきた。僕のいるプロジェクトは残業が多いことで有名だったのだけど、先週は毎日定時に帰っていたから油断してしまった。 今日も無駄なやり取りに膨大な時間を費やされた。そのせいでブログがろくに書けない。本当は技術系と日常系と…

経験がリセットされる

高層ビルの15階で仕事をしている。どれだけ志が高くとも、15階まで行くとなると、手段はエレベーターしかない。しがないサラリーマンたちが猫背で朝から行列をつくる光景の変わらぬ安心感。何かをするための手段が1つしかないってけっこうストレスかもしれ…

お後がよろしいようで

お題「手帳」 物をなくすことに長けている。子どもの頃はおそらく平均的な忘れ人で、自分でも特に意識したことはなかったが、大人になって才能が開花した。大学から一人暮らしをはじめて、物をなくしても怒られないくなったことと、一度なくしたら決して見つ…

今夜1人のバーで

ごくたまに1人で居酒屋に行くことがある。あらかじめ行きたい店と日時を決めていることはほぼなくて、衝動的に行くことが多い。タイミングは仕事がマンネリ化して刺激がなくなっている時か、髪を切ったり服を買った後で地に足がついていない時で、家の近く…

許されたい

穂村弘のエッセイだったと思うのだが、将棋の羽生名人が若い頃から見た目が変わってないことについての考察が面白かった。羽生さん以外の棋士は全員見た目が年齢相応になっているにも関わらず、羽生さんだけは若い頃から見た目が変わってない。これは、普通…

『ホモ・デウス』が死ぬほど面白い

『ホモ・デウス』が死ぬほど面白かったのでまとめる。 前作『サピエンス全史』がサピエンスの過去がテーマだったのに対して、本作はサピエンスの未来について書かれている。前作は上巻が面白さのMAXだったが、今作は下巻が圧倒的に面白い。サピエンスがこれ…

あの日のオシロスコープ

去年の冬、仕事で作ったプログラムにバグが見つかった。ある動作中にコマンドを送ると、やるべき処理が全く動かなくなる。原因が特定できず、その場にいる全員がパニックになった。そのバグに一番関わったチームの中の、一番関わったメンバーである僕も、例…

独習Cの1問目がむずい

C言語の能力が足りないことを痛感する日々。OSを作っていても、C言語の基本的なことがわかっていないから、無駄な作業に膨大な時間を費やしてしまう。「HelloWorld」が画面に現れなくて、OS本を何度も読み返し、処理のシーケンスを1から見直しても原因がわか…

一番つまらないことを言ってしまう

「面白いことがあったんだけど」という枕言葉が禁止されて久しい。僕が最初に耳にしたのは、ホンマでっかTVのさんまだった気がする。あれから10年。いつも間にか使っている私。全然言いたくないし、そもそも面白い話だと思っていないのに、気がつくと頭に付…

人生の出発は、つねにあまい。

2018年末。ファミリーマートの鶏めし&みぞれチキン弁当を食べながら年を越した。わんこそばの代わりにカップ味噌汁と一番搾りを飲み、紅白とガキ使の代わりにyoutubeで日本中のフリースタイルバトルを見ていた。バトルの負けてる方を嫌いな会社の人間に重ね…