無意味のような生き方

組込みエンジニアが怒りと無念をさえずるブログ。

プロトタイプ若者論

若者のプロトタイプは2種類ある。

 

1つは、バカで、元気と体力が有り余っている。先輩にはYES or はいで返事をし、自分のことを最強だと思っている。今はまだ実力はなくとも、無限の可能性があると信じており、若い時期が一番楽しいと思っているタイプ。

 

もう1つは、暗く、メンヘラで、死にたがり。神経が過敏で周りの事を異常に気にする割に、気遣いはできず、周囲からの好感度は低い。将来には不安しかないが、何をやっていいかわからずに悶々としており、若い時期は苦しいと思っているタイプ。

 

どっちが多いとかいう話ではない。人々が「若い人は・・」と話し出す時、頭に浮かぶ若者像が違っていると会話が噛み合わないという話だ。この間、僕が食事中にハンカチで顔を拭いた時、ある人から「若いのにハンカチ持っていて珍しいね。自分が若い時はハンカチなんて持ってなかったなあ」と言われた。だが僕は、若い時の方がむしろ汚れを気にしてハンカチを持ち歩くんじゃないかと思ったし、年を取ると周りを気にしなくなって持ち歩かなくなるんじゃないかと思った。頭の中の若者のプロトタイプが違うから、不一致はしょうがない。

 

無理矢理結論を出すなら、主語が大きいと不一致が発生しやすい、という超(スーパー)ベタな事だろうか。若者プロトタイプのうち、どっちが正しいという事もないけれど、2つ目だと良いことがある。それは、若い時が苦しいため、そこからだんだん良くなっていく可能性が高いということだ。根拠はオードリーのオールナイトニッポン

 

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石川啄木記念館